これは恋じゃない

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舞い踊るは恋のように
君に出会うのは遅く、君を失うのは早く
雨が降る 地を肩を君を濡らす雨
ひとつ忘れ ふたつ忘れ 太陽が昇るように真白に忘れる
届けた気持ちの一欠けらでもいいから響かせて
さぁ 目を覚ませ 爪を研ぎ神経を尖らせろ
最初じゃなくて最後じゃなくてもいい。今、あなたの最高でいたい
優しいあなたの手が私の傷をひとつ増やす
失ったものは戻らない 無くしたものは掴めない
星を掴むように君を掴む 大地を抱くように君を抱く
それは恋に似ていて それは愛に似ていて
運命は同じ歯車を廻し続けるだけ
私は全てを手に入れて 全てを失った
何一つ変わらない日常から一欠けら崩れだす
甘んじて受けよ、その罪を
吼えろ 咆えろ 吠えろ
あの頃わたしは何ひとつ知らなかった
少しずつ少しずつ僕は侵食されていく
馬鹿みたいに何度も何度も間違いを犯すんだ
もうこれで何もかもが終わりを告げる
恋愛音痴
流れ星のように想いが加速する
幼き愛を抱きかかえ
神に祈るのはもうやめだ
吼えるかの如く
人の幸せを願い 人の幸せを嫉み 人である誰かを愛する
別れの放物線
神さまの恋
愛とか恋とかそんな簡単なもので決めたりしない
涙は海の飛沫に溶かして 愛しさは満ちる潮とともに
さようなら、愛しい人
愛ゆえに
ありがとう。君と世界にありがとう
別れから始まる恋
血よりも濃く 愛よりも深く 想いは強く
この想いだけ留めて
思い出させてあの歌声を
貴方が世界の災いであろうとも 私にはただ唯一の幸いであろう
想いを涙に込めて全て流してしまえたら
永遠の愛、等と愚かしい言葉
好きになって愛して信じて裏切られるのが怖いだけ
ナミダもキミもすくえたら
どれだけ一緒に居たくてもこの思いはあなたを殺すだけ
嘘でもいいから愛してください
奏でることが愛を表す証
太陽が貴方を輝き照らし 月は見守り 星は導くその先を
幸せの鐘の音が天空を裂いていく
さざ波は、いつも貴方からの愛の囁き
指の隙間から零れ落ちる砂のように
欲しいなら往生際悪く求めなさい
さぁ その叫びで天空を裂くがいい
息を潜めて合図を待て
こんなにも痛む胸に潜む想いの名は知らない
終わりを願うなら引き金を
微笑んで、それが勇気になるから
小さな君の手は幸福を運んでくる
忘れたいと思う程、その面影は濃さを増す
恋が僕に落ちてきた
赦されざるはこの想い
終わらないでと願った恋をこの右手で終わらせた
ラストダンスは今夜別れる君と最後に
死してなおこの世界を呪う
心など揺らぐのだから誓いなど胸に立てるだけ無駄なのだ
神様、あなたの為なんかにもう祈れない
貴方に愛されたいとあさましくも願ってしまった
100メートル上空でキスを
耐えられない、あなたのいない世界
二人はただ背徳の愛を背負う
青空にキスを、夕日に別れを、闇夜に眠りを
彼の生きた証は私と君の心にあればいい
眼球に最期に残る影は貴方であって欲しいと願う
世界は色彩で溢れていると言うのに私の心はそれを映さない
生と死のコントラスト
君へと矢は放たれた
困った事に突き放したこの刹那、僕は恋に落ちてしまった
小さなこの世界で僕等は恋をする
願えば願うほどその影は濃さを増す
迷うだけの道もなく
恋に落ちた嘘つき少年
絶望した天使が射る矢
奏でる音は囁く愛より甘く
わたしの心は壊れた時計
覚悟のない刃では貴方を引き止める事は出来ない
祈りを捧げる十字架の下に想いを秘めて
世界を滅ぼす私の力
恋苦しむ私がいることを知っていてください
思い出すのに必要な痛みの数
海にたゆたう後悔は行く場もなく朽ち果てるでもなく
沈み行く意識の中で何が大切か気が付いた
例え、それが過去のものであろうとも
愛を込めて口付けるのは指先まで
何もかも捨てて芽生えた想い
駄々をこねて手に入る浅はかな愛
絡めとる舌に乗せたひとさじの毒
面影を抱きしめて
愛も涙も別れさえもこの唇に落として
天を見上げて地に落ちる
愛で何もかも量れる訳ではない
最後の鐘が終焉を告げる
降り積もる悲しみのワルツ


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